2024.03.21

犬のブラッシングの効果は?ブラッシングの方法やポイントを解説!

犬のブラッシングの効果は?ブラッシングの方法やポイントを解説!

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    犬が健康で暮らすために、日々のお手入れは欠かせません。犬のお手入れには歯磨きや爪切り、シャンプーなどが挙げられます。そのような日々のお手入れの一つがブラッシングです。
    そこで今回は、犬のブラッシングの効果や方法、ポイントをご紹介します。

    ブラッシングの効果は? 

    ブラッシングをすることで、以下の効果が得られます。

    ・健康状態を確認できる
    ・被毛を美しくできる
    ・コミュニケーションがとれる

    それぞれの効果について詳しく解説します。

    健康状態を確認できる

    ブラッシングをすることで、健康状態を確認できます。なぜなら、ブラッシングをする際に愛犬の全身に触れるためです。
    毎日愛犬の全身に触れることで異変に気づきやすく、皮膚トラブルや病気の早期発見につながります。ノミやダニ等の寄生虫も発見しやすくなるのです。
    皮膚トラブルや病気は早期に発見して適切に治療することで、重症化を防げます。ブラッシングをしつつ、愛犬の健康状態を毎日確認してあげましょう。

    被毛を美しくできる 

    被毛を美しくできる効果もあります。なぜなら、ブラッシングをすることで毛に付着したゴミや汚れ、抜け毛を除去したり、毛玉やもつれの発生を防いだりできるためです。
    特に、毛玉には汚れが溜まりやすく、下の皮膚が蒸れます。毛玉は放っておくと皮膚トラブルの原因にもなるため、日々ブラッシングをして毛玉ができないようにしてあげることが大切です。
    また、汚れや抜け毛、もつれを除去することで、毛艶が出て被毛を美しく保てます。

    コミュニケーションがとれる 

    ブラッシングは、飼い主と愛犬がコミュニケーションを深めるための手段です。なぜなら、ブラッシングは犬にとってコミュニケーションの一環です。
    犬は飼い主とコミュニケーションがとれることをとても喜びます。ブラッシングを通して、毎日しっかりとコミュニケーションをとることで、信頼関係がより深められるのです。
    信頼関係を深められれば、犬はより家での生活に満足できてストレスなく暮らせます。

    ブラッシングの頻度は? 

    ブラッシングの頻度は被毛の長さや量に応じて違うものの、毎日のブラッシングが理想的です。なぜなら、被毛は毎日伸びて抜けているためです。とはいえ、仕事や家事に追われて毎日のブラッシングが難しいこともあるでしょう。その場合は、少なくとも週に2~3回を目安にブラッシングをします。
    また、換毛期のある犬種は大量の毛が抜けるため、できるだけブラッシングの回数を増やします。換毛期は特にブラッシングをこまめに行い、被毛を美しく保ちましょう。

    ブラッシングの方法は? 

    ブラッシングを嫌がる犬も少なくありません。しかし、適切にブラッシングをすることでしっかりとコミュニケーションをとりつつ、安堵感を与えられます。
    適切なブラッシングの方法は以下の通りです。

    ①犬を落ち着かせる
    ②ブラッシング前に毛玉を確認する
    ③優しくブラッシングする
    ④コームで全体を整える

    それぞれの手順について詳しく解説します。

    犬を落ち着かせる

    ブラッシングをはじめる前に、犬を落ち着かせましょう。ブラッシングに慣れていない犬やブラッシングに苦手意識のある犬にとって、ブラッシングの時間はストレスです。ブラッシングが苦手な犬は、極端に嫌がったり、威嚇したりすることも珍しくありません。
    テーブルの上や膝の上で落ち着かせてリラックスした状態にします。逃げようとしたり、怒っていたりする時はブラッシングを中断し、再度落ち着かせてから再開しましょう。

    ブラッシング前に毛玉を確認する

    ブラッシング前に毛玉を確認しましょう。なぜなら、ブラッシング中に毛玉や被毛の絡みが引っかかると痛みを与えてしまうためです。
    一度痛い思いをすると、その後のブラッシングを嫌がったり怖がったりして大きなストレスにつながる可能性があります。ブラッシングを嫌いな行為にしないために、毛玉の確認は必要不可欠です。
    毛玉を見つけた場合は、手やスリッカーブラシなどでほぐしてからブラッシングをしましょう。

    優しくブラッシングする

    毛玉がない状態になったら、優しくブラッシングをします。気持ちよい場所からゆっくりと、優しくブラッシングをしてあげることで、犬はリラックスします。
    毛玉やもつれた毛にブラシが引っかかったとしても、強い力で引っ張ることは厳禁です。強い力で引っ張ると痛みが生じるため、犬に嫌な印象を残してしまいます。無理に引っ張らず、常に優しくブラッシングすることを意識してましょう。

    コームで全体を整える

    最後に、コームで全体を整えることで、綺麗で毛艶のある被毛に仕上がります。コームで全体を整える際は、根元からゆっくりとかしましょう。
    コームは斜めに角度をつけて深く撫でるように、ゆっくりとかします。力を入れすぎたり、早く動かしたりすると痛みを感じる可能性があるため、優しく扱いましょう。
    コームは100円ショップでも購入できます。手元にない場合は、購入して仕上げに使ってあげます。

    ブラッシングのポイント 

    ブラッシングをする際には、以下のポイントを押さえることで犬の負担を少なくできます。

    ・長時間のブラッシングは控える
    ・リラックスさせる
    ・無理強いしない
    ・たくさん褒める

    それぞれのポイントについて詳しく解説します。

    長時間のブラッシングは控える

    ブラッシングをする際は、短時間でさっと終わらせましょう。なぜなら、長時間ブラッシングをすると犬が飽きて嫌がってしまったり、毛を抜きすぎてしまったりする可能性があるためです。
    目安として、1回のブラッシングは10分~20分程度に抑えます。大型犬や毛量の多い犬でブラッシング時間が長くなる場合は、複数回に分けて一回あたりのブラッシング時間は短時間に抑えましょう。

    リラックスさせる

    ブラッシングをする前やブラッシング中はリラックスさせます。十分にリラックスさせることで、犬の負担が軽減され、ストレスを感じにくいでしょう。
    また、リラックスさせることでブラッシングは気持ちのよい時間と分かってもらえる効果があります。リラックスさせてあげることで、犬も飼い主とのコミュニケーションの時間を満喫できます。
    信頼関係を深めるきっかけとなるように、リラックスした状態でブラッシングしましょう。

    無理強いしない

    嫌がっている時にブラッシングを無理に続けることは絶対に止めましょう。なぜなら、ブラッシングを無理に続けたり、叱りつけたりするとブラッシングが嫌いになるためです。
    ブラッシングはコミュニケーションの手段としてだけではなく、犬の健康管理のためにも必要不可欠です。ブラッシングを嫌がって逃げてしまうと、健康状態にも悪影響を及ぼしかねません。
    嫌がっている場合は無理に続けることはせず、リラックスさせてから再度ブラッシングしましょう。

    たくさん褒める

    終わった後は、たくさん褒めたりおやつをあげたりしましょう。なぜなら、たくさん褒めてあげることで、ブラッシングを楽しいイベントだと思わせます。
    最初のうちは、ブラッシングを嫌がる子は少なくありません。ブラッシングへの抵抗感をなくすためには、ブラッシングを楽しい時間と思ってもらうことが大切です。

    まとめ

    犬にとってブラッシングは、健康維持や飼い主とのコミュニケーション手段の一つです。愛犬がリラックスできるように工夫をして、日々のブラッシングをしましょう。

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