2023.08.24

猫をきれいにスタイリング!日々のお手入れのポイントを解説!

猫をきれいにスタイリング!日々のお手入れのポイントを解説!

CONTENTS

    猫が健康で快適に生活するためには、日々のお手入れが欠かせません。猫を綺麗にスタイリングして、体も心も健康に過ごせるようにしてあげましょう。
    今回は、お手入れの必要性やポイントを解説します。現在猫を飼っている方、猫を飼いたいとお考えの方は長く猫と暮らせるように、ポイントを押さえておきましょう。

    お手入れは必要? 

    猫にとって、日々のお手入れは必要不可欠です。なぜなら、普段からお手入れをしてあげることで猫の身体を清潔に保ち、健康維持につながるためです。また、身体を触ることで異常の発見ができ、病気の早期発見につながるというメリットもあります。
    猫は綺麗好きで、自分で毛づくろいをしているためお手入れは不要と考える人もいます。しかし、健康維持や病気の早期発見のためにも日々のお手入れが欠かせません。

    ブラッシング(グルーミング) 

    お手入れの一つとして必要なのがブラッシング(グルーミング)です。そこでここからは、ブラッシングの適切な方法や頻度、メリットをご紹介します。

    ブラッシングの方法

    猫のブラッシングをする際は、力をいれずに優しく身体全体にブラシをかけてあげましょう。力を入れすぎると、痛みを感じたり皮膚を傷つけてしまったりする危険があります。
    一度痛い思いや嫌な思いをすると、以後ブラッシングを嫌がる可能性があります。「ブラッシングは気持ちよい」と思ってもらえるように、優しくブラッシングしてあげましょう。
    最後にコームを使って細かい毛を整えてあげると、より綺麗に仕上がります。

    ブラッシングの頻度

    ブラッシングの適切な頻度は、毛の長さや量によって違います。
    長毛種であれば頻繁にブラッシングをする必要があります。短毛種は長毛種に比べて頻度は少な目です。
    換毛期におけるブラッシングの目安は、長毛種は毎日、短毛種は2〜3日に1回がベストです。ブラッシングはスキンシップにもなるため、毎日でも構いません。
    猫の負担を考慮しながら、適切な頻度で行いましょう。

    ブラッシングのメリット

    「猫は毛づくろいをしているからブラッシングは必要ない」と思われることがあります。ブラッシングをしてあげることで、以下のメリットが得られます。

    ・皮膚の血行や新陳代謝を高められる
    ・余分な抜け毛を取り除き、胃で毛玉ができることを防げる
    ・スキンシップになる

    このように、ブラッシングをすることには猫の健康維持や、心の距離を縮められるなど多くのメリットがあります。健康のためにも、スキンシップの一環としても定期的にブラッシングをしてあげましょう。

    爪切り 

    日々のお手入れにおいて、爪切りも欠かせません。爪とぎはしていても、鋭いままの爪は猫も人間も危険です。
    そこでここからは、適切な爪切りの方法と爪切りの重要性をご紹介します。

    爪切りの方法

    猫の爪切りをする際は、肉球を軽く押して爪を出してしっかり固定しながら行いましょう。固定せずに行うと、爪を深く切ってしまったり、神経を切ってしまったりと、猫に怪我をさせてしまう可能性があります。
    誤って神経を切らないよう、血管が通っていない部分を切り落とします。血管は爪のピンク色の部分です。血管から先2mmは残しておくことで、神経を切ることはありません。
    爪切りの頻度は、成猫であれば月に1回程度が目安です。爪が伸びるスピードには個体差があるため、定期的に爪を確認して必要に応じて切ってあげるようにしましょう。

    爪切りの重要性

    猫の健康において、定期的な爪切りは重要です。なぜなら、爪が伸びたまま放っておくと折れたり割れたり、肉球に食い込み化膿したりする可能性があるためです。爪が鋭いままだと、猫自身や飼い主を傷つけてしまうこともあります。
    安全のためにも爪切りは定期的に行いましょう。
    とはいえ、爪切りを嫌がる子もいるでしょう。子猫のうちから爪切りに慣れさたり、伸びてきたらこまめに切ってあげたり、爪切りの後におやつをあげたりなどの工夫をして、定期的に爪切りをしましょう。
    神経を切りそうで爪切りが不安な場合は、トリマーにお願いする方法もあります。

    目の掃除 

    目の掃除は毎日行いましょう。なぜなら、目の掃除をせずに涙やけができると、涙やけで目のまわりの被毛が変色してしまうためです。
    猫は自分でグルーミングをして目の掃除もするものの、乾燥してこびりついた目ヤニはなかなか取れません。そのため、塗らしたタオルや脱脂綿、ガーゼなどでそっと拭き取ってあげることが大切です。
    目を傷つけてしまう可能性があるため、力を入れすぎたり無理にはがしとろうとしたりしてはいけません。

    耳の掃除 

    耳あかがたまると中耳炎になりやすくなるため、耳の掃除も定期的に行います。立ち耳の猫は風通しがよく、汚れの確認が容易です。折れ耳の猫は蒸れやすく、中耳炎になりやすかったり、汚れに気づきにくかったりするため気をつけましょう。
    耳を掃除する際は、脱脂綿やガーゼなどにイヤーローションを含ませて汚れを拭き取ります。耳の奥の見えない部分を無理やり掃除しようとすると、耳を傷つけてしまうことがあるため、表面の見える汚れのみを落とします。

    歯磨き 

    猫が生涯ご飯を美味しく食べられるように、歯磨きも普段からしましょう。
    そこでここからは、歯磨きの方法とポイントをご紹介します。

    歯磨きの方法

    猫の歯磨きは、猫専用のヘッドの小さい歯ブラシを使います。
    猫専用歯ブラシを、歯の根元部分に対して45度の角度で当て、小刻みに揺らしながら磨きましょう。歯ブラシが歯肉に当たって傷つかないように、力の入れ過ぎには注意します。
    歯ブラシを嫌がる子は、歯磨きシートを使うことも一つの手です。
    2~3日に1回を目安に行うと、歯の健康を保てます。

    歯磨きのポイント 

    老猫に多い歯周病は、子猫のうちから予防します。歯周病を防ぐには日々の歯磨きが欠かせません。
    歯ブラシを嫌がる猫には、口に指を入れることから始めましょう。子猫のうちから徐々に歯磨きに慣れておくと、大人になったときに歯磨きを嫌がることはありません。
    歯ブラシを嫌がる子は歯磨きシートを使ってみたり、歯磨きの後におやつをあげてみたりするなどの工夫をし、歯磨きに慣れさせましょう。

    鼻のお手入れ 

    見落としがちな日々のお手入れとして、鼻のお手入れがあげられます。鼻も定期的にお手入れをして、綺麗な状態を保ちましょう。
    鼻のお手入れでは、鼻の外についた汚れを拭き取ってあげます。水かぬるま湯で湿らせたガーゼやコットンを使い、優しく汚れを拭き取ってあげましょう。

    肉球のお手入れ 

    肉球のお手入れとしては、普段から肉球の間にゴミや異物などが挟まっていないかをチェックします。ゴミが挟まっていたら、優しく取り除いてあげましょう。
    また、肉球がカサカサしていないかを確認します。乾燥が気になる場合は、猫専用の肉球クリームで保湿してあげましょう。
    肉球は歩く時の滑り止めになり、ジャンプによる衝撃を防ぎます。元気に歩いたり走ったりできるように、肉球のお手入れも定期的に行ってあげましょう。

    シャンプー 

    猫は自分自身の舌を使って全身を毛づくろいし、身体を清潔に保っています。
    しかし、月に1回の頻度でシャンプーをしてあげると、猫の体をより綺麗に保てます。猫専用のシャンプーを使い、身体を洗いましょう。
    シャンプーを嫌がる猫は、最初はお風呂場に慣れさせるところから始めることがお勧めです。

    まとめ

    日々のお手入れは猫の健康を守るために欠かせません。スキンシップになったり、病気の早期発見につながったりするなど、健康維持以外にも多くのメリットがあります。
    いつまでも元気で健康に猫と暮らせるように、普段からお手入れをしてあげましょう。

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