2023.09.21

【犬種辞典】パグ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【犬種辞典】パグ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

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    ベチャッとした顔と垂れ耳が愛らしいパグは、数ある犬種の中でも特に人気の犬種です。犬に詳しくない人でもパグは知っているほど有名で、多くの家庭で飼われています。今回はパグの特徴や性格、飼い方のポイントや注意点をご紹介します。

    パグの基本情報

    自然発生した犬種がいれば、人間が交配したことによって生まれた犬種もいます。パグは歴史が古く、昔から人間と共に生活してきました。記事の最初に、パグのルーツ・歴史、毛色、サイズ、寿命などの基本情報をご紹介します。

    パグのルーツ・歴史 

    パグは、紀元前400年の東洋が起源です。中国では、2000年以上前からパグに似た短頭の犬が宮廷内で飼われていました。1500年代にヨーロッパにわたり、現在では世界中で人気の犬種として親しまれています。
    パグはラテン語でにぎりこぶしという意味があります。頭部がにぎりこぶしに似ているため、その名が付いたようです。

    パグのサイズ・体重・寿命 

    パグの標準的な体高は25〜28cm、体重6〜8kgです。小型犬に分類され、室内での飼育に適しています。
    アニコムの家庭どうぶつ白書2022によると平均寿命は12.6歳です。犬全体の平均寿命は14.1歳であり、全体の寿命と比較すると若干短いといえます。適切な飼育環境や運動により、より長く生きられるでしょう。

    パグの被毛と毛色 

    パグの被毛は、スムースコートと呼ばれる艶のある短毛です。毛が短いため抜け毛が少ないと思われやすいですが、実は非常に多い犬種です。換毛期は抜け毛が多く、こまめにブラッシングしなければなりません。
    毛色はシルバー、アプリコット、フォーン、ブラックの4種類があります。一般的な毛色はシルバーです。

    パグの子犬値段相場 

    パグの子犬の値段相場は30〜50万円です。ペットショップの方がブリーダーより高い傾向にありますが、ブリーダーや店舗によって価格は異なります。血統次第ではさらに高い子もいます。
    毛色で比較すると、定番で一番人気のシルバーが高い傾向にあり、オスよりメスの方が高くなります。

    パグの性格 

    パグは陽気な性格で、犬にも人にも社交的です。初めて会う人にも自分から近づき、ドッグランでも他の子と仲良く遊べます。
    一方、頑固で自立心旺盛な一面もあります。頑固な性格から、なかなかしつけをしても覚えられない可能性があります。根気強く、褒めながら教えることが大切です。
    性格はそれぞれ異なります。その子の性格を把握して、向き合うようにしましょう。

    パグの飼い方のポイント 

    パグは活発で運動が大好きです。たっぷり散歩をさせて運動不足にならないようにしましょう。ドッグランに行くとストレス発散になり、より元気になります。
    パグは短毛ですが、抜け毛が多い犬種です。週に一度を目安にブラッシングをしましょう。ブラッシングはスキンシップの一環にもなります。子犬のうちから慣れさせておきましょう。
    パグ特有の顔のしわは、汚れが溜まりやすい部分でもあります。タオルなどで優しく拭き、汚れが溜まらないようにしましょう。

    パグを飼う際の注意点 

    パグがなりやすい病気として軟口蓋過長症、肥満細胞腫(皮膚)、角膜炎などが挙げられます。定期検診を受け、早期発見できるようにしましょう。
    パグの特徴でもある短い鼻は呼吸がしづらく、他の犬と比べて体温調節が苦手です。熱中症対策はしっかり行う必要があり、エアコンで室温管理をしたりお散歩時には涼しい時間にしたりしなければなりません。熱中症にならないように工夫しましょう。

    まとめ

    パグは短い鼻とつぶらな瞳、垂れた耳が愛らしい犬種です。犬も人も大好きな子なら、一緒にさまざまな場所にお出かけできます。パグの特徴を知り、パグとの楽しい生活を送ってみてはいかがですか。

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