2023.08.28

【犬種辞典】チワワ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【犬種辞典】チワワ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

CONTENTS

    チワワは、小型犬の中でも一際小さく、愛くるしい顔が人気の犬種です。
    この記事では、室内犬として日本でも高い人気を誇るチワワの特徴や性格、飼い方のポイント、注意点などを解説します。

    チワワの基本情報

    チワワは非常に人気が高く、非常に知名度の高い犬種です。一方で、チワワの歴史や被毛などの特徴はご存知でない方もいるかもしれません。
    ここでは、チワワの基本情報について解説します。

    チワワのルーツ・歴史 

    現時点でチワワのルーツ・歴史は明らかになっていませんが、メキシコ産とする説が有力です。トルテカ文明の時代にメキシコ周辺で飼育されていたとされる「テチチ」という古代犬が、チワワの祖先であるという説です。
    遺跡や彫刻に描かれているテチチがチワワに非常に似ていることが、その根拠とされています。

    チワワのサイズ・体重・寿命 

    チワワの平均的な体高は12〜20cm、平均体重は1.5〜3kgで、世界最小の犬種です。
    小さいから運動はしなくてよいというわけではありません。筋肉の発達やストレス発散のためにも適度な運動は必要です。
    平均寿命は13年から14年程度とされています。犬の平均寿命は14.1歳であり、平均的な寿命といえます。

    参考「アニコム:家庭動物白書2022

    チワワの被毛 

    チワワは、肌を守るオーバーコートと体温を一定に保つアンダーコートの2種類の毛が生えるダブルコートと呼ばれる犬種です。さらに、オーバーコートがスムースコートという短毛の種類と、ロングコートという長毛の種類がいます。
    スムースコートは、ソフトで滑らかな毛質が特徴です。一方、ロングコートの種類は長毛で、毛がサラサラだったりウェーブがかかっていたりと個体差があります。
    どちらの種類もダブルコートのため、アンダーコートは換毛期に生え変わります。スムースコートの犬種でも、抜け毛の処理は必要であるため気を付けましょう。
    日本ではロングコートが人気ですが、アメリカではスムースコートが主流です。

    チワワの子犬値段相場 

    チワワの値段相場は20〜30万円です。血統や店舗によっては、50万円近くになる場合もあります。
    チワワは毛色にもバリエーションがあり、人気の毛色は値段が高くなります。また、オスよりメスの方が人気が高いとされています。

    チワワの性格 

    チワワは、甘えん坊で遊び好きです。飼い主が大好きで、家にいるときは常にそばにいて後ろをついて回る子も多くいます。
    一方で、警戒心が強くプライドが高い一面もあります。警戒心の強さから、知らない人や犬に対して敏感で、吠え癖や噛み癖が付くことも珍しくありません。子犬のうちにさまざまな場所に連れて行き、人や音に慣れさせましょう。
    自分より大きな相手にも立ち向かう勇敢さもチワワの特徴です。時に飼い主さんを守るような行動を見せる子もいます。

    チワワの飼い方のポイント 

    チワワは寒さに弱いため、寒さ対策が必須です。冬場は暖房をつけたり、ペット用ヒーターを活用したりして、寒さ対策をしましょう。
    健康を保つためには、適度な運動が必要です。運動不足にならないように、運動をさせましょう。15分程度の散歩に連れて行くと、運動不足の解消だけではなくストレス発散にもなります。

    チワワを飼う際の注意点 

    チワワは警戒心が強いため、吠え癖や噛み癖がつかないように注意が必要です。子犬の時期にさまざまな場所につれていき、社会性を身につけさせましょう。
    身体面の特徴としては、弁膜症という心臓の病気になりやすかったり脱臼になりやすかったりといった点があります。
    小型犬は、ダッシュやジャンプだけで脱臼する危険性もあります。滑り止めマットを敷く、興奮したら落ち着かせるトレーニングをする、などの配慮をしましょう。

    まとめ

    小柄で甘えん坊なチワワは、人気がある小型犬です。甘えん坊で遊び好きな一方、警戒心が強く吠え癖や噛み癖が付きやすい特徴もあります。
    チワワの特徴を知り、お互いが快適に暮らせる環境づくりをしましょう。

    この記事をシェアする

    • Facebook
    • Twitter
    • LINE

    RECOMMEND

    おすすめ記事