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- 猫にしつけはできる?基本のポイントやオススメの猫用しつけグッズも紹介
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飼っている猫がいうことを聞かなかったり、いたずらをしたりして困っている人は多いかもしれません。一緒に暮らすにはある程度のしつけが必要なケースもあることでしょう。
今回の記事では猫をしつける方法や、助けになるアイテムについて解説します。猫にしつけをしたいときには、ぜひ参考にしてください。
猫にしつけはできる?
結論、猫にもしつけは可能です。トイレの場所や登ってはいけない場所を教えられます。ただし、犬と比べて多くのことを覚えさせることは難しいとされます。
猫は本来単独生活を送る生き物のため、犬のように集団で生活してリーダーの指示を聞くわけではありません。このような性質の違いが、しつけやすさの違いにつながっています。
また、猫は長時間集中してトレーニングすることを好まないため、犬のように芸をさせることはできません。猫のしつけは生後2ヶ月から3ヶ月程度からはじめるとよいとされています。
猫の基本のしつけ方法
猫は長期記憶が苦手なことから、叱るときは「その場ですぐに」が基本です。猫の性質やできること・できないことを把握して、根気よくしつけをしましょう。
ここからは、しつけの内容ごとに基本的な方法を紹介します。
イタズラのしつけ
猫を叱るきっかけといえば、物をひっくり返したり、登って欲しくないところに登ったりといういたずらが多いでしょう。
猫は好奇心旺盛で、気になるものを本能的に触ろうとする生き物です。猫の手の届くところに触られたくないものがあるときは部屋の整理整頓をし、いたずらをしにくい環境にしましょう。高いところに飛び乗ることは猫の本能であるため、叱るだけでは防止できません。キャットウォークやキャットタワーなど、登ってもよいものを設置してあげるとよいでしょう。
トイレのしつけ
猫にトイレのしつけをするときは、繰り返し教えることよりも快適なトイレを設置することが重要です。
猫は決まった場所で排泄する習性を持つ生き物のため、トイレのしつけは比較的早く覚えます。清潔で静かな場所にトイレを設置し、猫のトイレのサインを確認したら静かに抱き上げてトイレに連れて行きましょう。はじめのうちは排泄物をすべて掃除せず少しだけ匂いを残しておくと、その場所がトイレであることを覚えやすくなります。
噛み癖のしつけ
猫は本来狩りをする生き物で、引っ掻いたり噛み付いたりする行動は本能的なものです。猫が人間に噛み付く原因はストレスや音、過度なスキンシップなどさまざまです。
また、子猫のときに噛んだ直後に要求を聞いてもらうと、噛めば思い通りになると認識して噛み癖がエスカレートすることがあります。噛まれたときには「痛い」「駄目」など短い言葉で叱りましょう。騒ぎ立てたり長い言葉で叱ったりすると、猫に恐怖を与える原因になります。
爪とぎのしつけ
猫の爪とぎは本能に基づく習性で、爪とぎ自体をやめさせることは不可能です。
猫の爪は伸び続けるため、爪とぎができないとストレスがかかります。爪とぎをされたくない場所があるときは、猫に合ったサイズの爪とぎ器を用意して使うように促しましょう。
爪とぎされたくない場所で爪をとぎ始めたら 叱らずに爪とぎ器の前に連れて行きます。猫は叱られるとなぜ叱られているのか分からずにストレスを感じるため、怒鳴らず根気よく教えましょう。
猫のしつけに便利なアイテム
猫のしつけ方が分からなかったり、しつけようとしたが上手くいかなかったりする方のために、猫のしつけを補助するアイテムが販売されています。
ここではどのようなアイテムがあるのか、アイテムごとにおすすめの商品を紹介します。
イタズラ防止スプレー
猫は柑橘類やシナモン、ココナッツなどの香りが苦手です。この修正を利用したアイテムが、香りを利用したしつけ用のスプレーです。
猫にいたずらされたくないソファーやベッドに吹きかけておくと、猫はその匂いをいやがって近づきにくくなります。また、トイレに吹きかけることでトイレの場所を教えるスプレーも販売されています。スプレーをしつけに取り入れるときは、猫の顔に吹きかけないように気をつけましょう。
市販のいたずら防止スプレーには、以下のようなものがあります。
・児玉兄弟商会 犬・猫・獣いやがるスプレー
・トーラス 強力トイレしつけスプレー3.0 おマル上手
おもちゃ
猫がいたずらや甘噛みを繰り返すときは、退屈で構って欲しいからという可能性があります。猫が退屈しているときは、おもちゃを与えると効果的です。
おもちゃを噛んだり追いかけたりして遊ぶと猫の狩猟本能が満たされ、ストレス解消になります。一緒に遊びたいときは猫じゃらしやボール、猫に単独で遊んで欲しいときは嚙んでもよい素材で作られたぬいぐるみや、据え置きタイプのおもちゃがおすすめです。
猫用おもちゃには、以下のようなものがあります。
・猫壱 バリバリパッドコロコロボール
・キャティーマンじゃれ猫 LEDにゃんだろー光線
以下の記事では猫ちゃんの知育グッズも紹介していますので是非チェックして下さい。
愛犬や愛猫に知育グッズ使う?そのメリットや選ぶときのポイントやおすすめの商品
ブラシ
ブラシを使ってグルーミングをすると、猫とのコミュニケーション・スキンシップができます。早くしつけようと思って叱るばかりだと猫が怖がってしまい、信頼関係が築けません。やってはいけないことを叱るだけではなく、褒めたりスキンシップをしたりして仲良くなることもしつけには重要です。しつけ・コミュニケーションにブラシを取り入れるときは、猫のタイプに合うブラシを選びましょう。
猫用ブラシには、以下のようなものがあります。
・WIDREAMスリッカーブラシ
・ファーミネーターグルーミングブラシ
キャリーケース
キャリーケースは本来猫を家から連れ出すときに使われるものですが、猫の避難場所にもなります。避難場所としてキャリーケースを使うときは落ち着ける場所にするため 静かな場所に設置しましょう。猫が自分からキャリーケースに入るようになると、猫を持ち運ぶときにも便利です。キャリーケースは猫の大きさに合ったサイズで、出し入れがしやすいものを選びましょう。
キャリーケースには、以下のようなものがあります。
・アイリスオーヤマ 犬猫キャリー
・Animary ペットキャリー
キャットタワー
高いところや物に飛び乗る行動は、猫の本能です。そのため、テーブルやカーテンなどに登ろうとする行動を叱られることは、猫にとってストレスの原因になります。
キャットタワーを設置して登ってもよい場所を用意すると、猫のストレスを軽減できます。キャットタワーは高さ・大きさによって、ハイタワーとミニタワーに分けられます。高すぎるタワーだと登れない子猫や老猫にはミニタワー、活発な若い猫や太り気味の猫にはハイタワーを与えるとよいでしょう。
キャットタワーには、以下のようなものがあります。
・Mwpo キャットタワー 突っ張りタイプ
・PETEPELAキャットタワー 突っ張りタイプ
トイレ
トイレのしつけも猫ちゃんと暮らすうえで重要なポイントです。デオトイレというタイプが人気で排泄ごとに掃除をしなければならない従来の猫用トイレとは違い、週1回程度を目安としてシートや砂を取り換えればよいという形式のトイレです。
忙しい飼い主様からも、手間がかからないと、人気を博しています。以下の記事ではシステムトイレの1つであるデオトイレと、システムトイレに使えるおすすめの砂をご紹介します。
デオトイレ用おすすめの砂(猫用)|素材別それぞれの特徴とピックアップ商品4つ
まとめ
猫は犬と比べて人の命令を聞く生き物ではないため、しつけには根気が必要です。
いうことを聞かないからといって怒鳴ったり叩いたりすることはせず、短い言葉で駄目だと伝えましょう。猫を怖がらせるのではなく、信頼関係を築くことがしつけ成功の第一歩です。
また、噛んだり登ったりという本能に起因する行動は叱ってもやめさせられません。ペットショップや通販ではしつけを補助したり、猫のストレスを解消させるさまざまなアイテムが販売されているため、利用するとよいでしょう。
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