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- 人気の猫砂4選!システムトイレにおすすめ&素材別の特徴も解説
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システムトイレとは、排泄ごとに掃除をしなければならない従来の猫用トイレとは違い、週1回程度を目安としてシートや砂を取り換えればよいという形式のトイレです。
忙しい飼い主様からも、手間がかからないと、人気です。今回はシステムトイレの1つであるデオトイレと、システムトイレに使えるおすすめの砂をご紹介します。
システムトイレにおすすめの猫砂
一般的な猫用トイレに使用される猫砂には、さまざまなバリエーションがありますが、デオトイレ用の猫砂にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、デオトイレをはじめとしたシステムトイレにおすすめの猫砂をご紹介します。
ユニ・チャーム|デオトイレ消臭・抗菌サンド鉱物タイプ
ユニ・チャームのデオトイレ消臭・抗菌サンド鉱物タイプは、天然消臭素材のゼオライトとシリカゲルが、臭いのもととなるアンモニアを吸収するという仕組みの猫砂です。猫砂の表面にオシッコを残さず、さらさらでキレイな状態が持続します。
大きさも、猫の手に挟まりにくい大きさで、猫が慣れやすい形状をしており、飛び散りも防ぎます。
おすすめポイントは、抜群の消臭力です。撥水加工でニオイがつきづらく、閉め切ったお部屋でも1週間ニオわないことが特徴です。
クリーンミュウ|国産天然ひのきのチップ猫のシステムトイレ用
この猫砂は、国産天然ひのき木粉からできています。撥水効果でおしっこが素早く通過し、ひのきの香りと天然ひのきの成分がおしっこの臭いをしっかり消臭します。
燃えるゴミとしての処分もできるため、お手入れも簡単です。
おすすめポイントは、砂の粒がふやけて砕けにくい点です。他の猫砂がおしっこの水分で砕けてしまう場合があるのに比べてしっかりとした素材のため、崩れにくくなっています。
また、粒が大きく飛び散りにくいため、お掃除の手間もかかりません。
新東北化学工業|キャットリタ―ラクラクサンド
新東北化学工業のキャットリターラクラクサンドは、脱臭と消臭力にこだわったシステムトイレ用の猫砂です。
アンモニアの消臭に優れた天然ゼオライトを主原料として作られてる砂は、おしっこを吸収せずに通過させます。そのため、おしっこだけを下段のシートで分別処理できる仕組みです。
水分を吸収しない猫砂はいつもさらさら状態を保てるため、きれい好きな猫にとってもうれしいポイントです。
おすすめポイントは、成猫1匹あたり約2ヶ月間使用できるため、取り換え頻度が少なくお手入れが簡単であることが挙げられます。そのほかにも、取り換え頻度が少なくて済むため、費用面でのコストパフォーマンスが非常によいことが挙げられるでしょう。
アイリスオーヤマ|楽ちん猫トイレ消臭・抗菌パインサンド
アイリスオーヤマの楽ちん猫トイレ消臭・抗菌パイサンドは、天然木の成分のみから作られた猫砂です。
天然木に含まれる「フィトンチッド」という成分の効果で、菌の繁殖や臭いの発生を抑えられます。
また、木製のため、鉱物由来のものとは違い、粉が舞ってしまうこともありません。さらに、おしっこを吸着した砂は粉状になってメッシュ部より下に落ちるので、清潔な状態を保ちやすく、処理も簡単にできる点がおすすめです。
飛び散りにくい上に量も多く減りも少ないため、費用面でのコストパフォーマンスにも優れています。
猫砂の種類と特徴
デオトイレの猫砂は、撥水加工がほどこされており、おしっこをはじく設計です。そのため、おしっこで猫砂が固まらず、表面は常にさらさらの状態で臭いもつきにくいのが特徴です。
ここでは、一般的な猫砂の種類について解説します。
鉱物素材|ベントナイトの猫砂
ベントナイトの猫砂は鉱物素材で本物の砂に感触が近く、猫が好みやすい傾向にあります。
昔から使われているよく見るタイプの猫砂は、多くのものが、ベントナイトの猫砂です。
鉱物素材のため吸水性が高く、おしっこをしっかり固められてスコップですくいやすいことが特徴です。
価格も比較的安く、手が出しやすいといえます。一方、自治体次第ではありますが、可燃ごみで出せないところもあり、処理に手間がかかることには気を付けましょう。
シリカゲル素材|消臭剤や乾燥剤に使われる
シリカゲルは消臭剤や乾燥材に使われている素材です。そのため、消臭効果や吸収力がとても優れています。
また、おしっこで固まらずに吸収するため、おしっこの度に片付ける必要がなく、手間がかからないというメリットがあります。しかし、自治体によっては可燃ごみに出せないこともあるため、購入の際は、自治体での扱いについて調べておくことが重要です。
また、シリカゲルは猫が誤飲したりすることがないように、使用する際に気を付けてあげましょう。
紙素材|再生パルプなどの猫砂
再生パルプ紙などを利用した猫砂には、そのままトイレに流してしまえるものがあります。トイレに流せないタイプのものも燃えるゴミとして出せるため、処理が簡単なことはメリットとして挙げられるでしょう。
おしっこをしたところだけ色が変わるなど、pHのチェックができる機能が付いているものもあります。
そのほかのメリットとしては、軽くて持ち運びがしやすいことや、吸水力が高くしっかり固まることが挙げられます。その一方で、軽いため砂が四方に飛び散りやすいことがデメリットです。
排泄後に砂を蹴り上げて処理しようとする猫には不向きでしょう。
おから素材|植物性の猫砂
おからは豆腐を作るときに出る残りかすですが、これを固めて作った猫砂です。
もともと食べ物であるものから作られているので、食べても安心安全。おしっこをした後の猫砂をトイレに流せるタイプのものが多いため、処理がお手軽な点もメリットです。
その一方で、この猫砂はおしっこを固める力があまり強くないため、ものによってはスコップですくうときに崩れやすいというデメリットもあります。
天然木素材|ヒノキなど無添加の猫砂
ヒノキなどの脱臭成分を持つ天然木のおがくずや廃材などを再利用した猫砂もあります。
天然の香なため、強いにおいの猫砂を嫌がる猫でも受け入れやすいでしょう。自然の香りが好きな飼い主様にもぴったりな素材です。
脱臭効果も高く、燃えるゴミとして処理できることもメリットとして挙げられます。その反面、固まる力が鉱物素材のものよりも弱いため、スコップですくうときに崩れやすいというデメリットもあります。
デメリットを解決するために消臭剤や凝固剤を混ぜてある物も売られていますが、その場合、猫の誤飲には気を付けなければなりません。
システムトイレとは
デオトイレはシステムトイレの1つです。
上下2層に分かれており、砂を入れる上段の底がメッシュ状で、猫のおしっこが猫砂を通過して、下段に落ちるという仕組みです。下段には吸水性の高いシートが敷いてあり、そこにおしっこが吸収されます。
砂やシートは消臭性も高いため、掃除は週1回程度で十分です。普通のトイレより掃除やお手入れが簡単で臭いもしにくいため、最近では、デオトイレを使用する人が増えてきています。
デオトイレは、忙しくてなかなか時間が取れない方の悩みを解消できる画期的な猫用トイレです。
システムトイレが人気の理由
システムトイレは猫を飼っている飼い主様に人気ですが、それには選びたくなるメリットがいくつからでしょう。
人気の理由をいくつか挙げてご紹介します。
掃除の頻度が減る
人気の理由の1つに「掃除の頻度」があります。
システムトイレは上下2層に分かれており、底がメッシュ状になっている上段におしっこを通過させる砂を入れ、下段に吸水シートを敷いておしっこを吸収させます。
1度の掃除箇所は2箇所になっているため、一見すると手間が増えているように見えるでしょう。しかし、消臭・抗菌シートは1週間ほど使用できるため、排泄のたびに掃除しなければならない普通のトイレよりもお手入れの頻度が少なくて済みます。
また、猫砂をおしっこが通過する仕組みのため、さらさらな状態が続き、清潔を保てることも人気の秘訣です。
臭いが少ない
臭いが少ないことも、システムトイレが人気の理由です。
猫の排泄物は臭いが強いため、通常の猫用トイレだと、トイレの砂に臭いがついてしまいます。しかし、システムトイレの砂は水をはじく設計になっているため、におい移りが少なく、下段のシートには抜群の消臭能力があります。
また、シートには複数種類があり、香料付きのものや多頭飼い用のものもあるため、用途に合わせて最適な吸水シートを利用可能です。
まとめ
一般的な猫用トイレと比べ、システムトイレは初期費用がかかります。しかし、継続的に使用することを考えるなら、お手入れやお掃除の手間や交換時期、どれをとっても一般的な猫用トイレに引けを取りません。
猫を飼う上で、最も気になるのは、排泄物の臭いとお手入れの大変さです。愛猫のおしっこの臭いに悩んでいる飼い主様も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。その点をカバーできるものがデオトイレです。
システムトイレで使える猫砂の種類も非常に豊富です。
愛猫が気に入る猫砂を選んで、この機会にぜひシステムトイレで猫砂を試してみてはいかがでしょうか。
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