2023.06.07

犬用粉ミルクの特徴とは?離乳食まで だけじゃない成犬にもおすすめの11商品を紹介!

犬用粉ミルクの特徴とは?離乳食まで だけじゃない成犬にもおすすめの11商品を紹介!

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    犬用の粉ミルクにはどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
    実は、犬用粉ミルクは子犬だけではなく、成犬やシニア犬の健康管理にも活用できます。
    本記事では犬用粉ミルクの特徴と、おすすめの犬用粉ミルクを11選、ご紹介します。

    犬にミルクは必要か

    子犬に離乳食を与える時期は、生後3週間から4週間が目安です。
    母乳を与えることが難しい場合、離乳食を食べられるようになるまでの期間、犬用のミルクが使われます。成長に栄養を必要とする時期のため、たんぱく質が豊富なミルクは効果的です。
    また、授乳期だけでなく、成長後やシニア犬にとっても、ミルクは栄養補給の補助食品として有効です。
    ただし、人間用の牛乳は乳糖が多く消化不良を起こすため、必ず乳糖の成分を調整した、犬用のミルクを使用しましょう。

    犬用粉ミルクの特徴

    犬用の粉ミルクの特徴は、長期の保存ができて、量が調整しやすい点です。パウダー状の製品が多く、フードにかけたり混ぜたりして食べさせることも可能です。
    犬用の粉ミルクは、基本的に子犬用に栄養分が調整されています。ただし、調整の主眼は消化吸収しにくい乳糖成分を減らすことにあります。よって、基本的には成犬やシニア犬に与えても問題ありません。
    補助栄養として使う場合には、長期保存ができて、量が調節しやすい粉ミルクは便利といえます。

    粉ミルクおすすめ商品

    ここでは粉ミルクのおすすめ商品を11選、ご紹介します。
    子犬用のものから、成犬を対象としたもの、シニア犬向けなど、さまざまな犬用粉ミルクをご紹介します。愛犬に適した粉ミルク選びの参考にしてください。

    ロイヤルカニンベビードッグミルク|消化にいいから生まれたての子犬もOK

    ロイヤルカナンのベビードッグミルクは、生まれたての離乳期までの子犬用のミルクです。母乳に近いエネルギー含有量で、乳糖成分は調整されています。
    ダマになりにくいパウダータイプの粉ミルクで、70℃のぬるま湯でも溶けやすいのが特徴です。基本的には離乳前の子犬用の商品ですが、成犬への補助栄養食として、ふりかけ状にまぶしたり、液体にしてからフードと混ぜたりして与えることもできます。
    内部は小分けパックで、犬用の哺乳瓶が同梱されている点も嬉しいポイントです。

    ビタワンマミール子犬のミルク|食事替わりにも

    ビタワンマミール子犬のミルクは、子犬用に成分が調整された粉ミルクです。
    母乳に近い成分に調整され、発育や月齢に対して量の調節がしやすく、またお湯に溶けやすい製品です。
    補助栄養食品ではなく、ドッグフードと同様の総合栄養食として作られた粉ミルクであるため、子犬だけでなく成犬や老犬の食事代わりとして与えることもできます。
    補助栄養食として利用する場合は、成分表を参考に脂肪分や栄養の摂り過ぎに気を付けましょう。

    ワンラックプレミアムドッグミルク|成長期にぴったり

    森乳サンワールドのワンラックプレミアムドッグミルクは、成長と免疫機能に配慮した、母乳の代わりに与えられる犬用粉ミルクです。
    成分を母乳に近づけ、乳糖成分を調整しています。また、成長期に欠かせないサポート成分である、ラクトフェリン・イノシトール・Lアルギニン・L-シスチン・DHAなどが含まれています。
    こちらも総合栄養食であり、一日のカロリーの20%以内であれば成犬やシニア犬にも利用可能です。

    フォレストドッグメンテナンスミルク|乳糖控えめでお腹にやさしい 

    森乳サンワールドのフォレストドッグメンテナンスミルクは、成犬や老犬にも使える粉ミルクです。産前産後の母犬の栄養補給にも活用できます。
    骨や関節の働きをサポートする、コンドロイチンやグルコサミンを含むため、老犬の栄養補給にも適しています。
    子犬用ではなく成犬用の栄養補完食であり、体調不良で食欲がない場合や、出産後の授乳期にさしかかった母犬への栄養補助にも最適です。消化不良が起こる可能性を減らすため、乳糖成分は調整されています。

    ミルク本舗オランダヤギミルク|牛乳より栄養価が高い 

    ミルク本舗オランダヤギミルクは、牛乳より栄養価が高いことで知られる上質の山羊ミルクから脂肪分を調整した粉ミルクです。
    山羊は雑草や樹皮などを食するため、母乳にはビタミン、ミネラル分も豊富に含まれています。母乳に成分が近いためお腹にも優しく飲みやすい製品です。
    乳臭さなどの癖がないため、愛犬だけでなく、人間もコーヒーフレッシュのように飲めます。
    お試しサイズの25gから、100g、1kgとサイズ展開が豊富なのも魅力です。

    ニチドウ小型犬用ベビーミルク|子犬から老犬まで

    ニチドウ小型犬用ベビーミルクは、マルチーズやチワワ、コーギーなどの小型犬用粉ミルクです。ベビーミルクという商品名ですが、子犬から老犬までオールステージを通じて与えられる総合栄養食品といえます。
    ラクトフェリンを配合し母乳に近い栄養分を実現した商品で、授乳期でも飲みやすいものです。乳糖成分が調整されているため、消化吸収がしやすく、また小型犬に必要な栄養分が配合されている点も特徴です。
    なお、同シリーズでは柴犬などの中型犬用も発売されています。

    ニチドウ成犬用ミルク|栄養バランスを整える 

    ニチドウ成犬用ミルクは、成犬用として栄養バランスを整えてある犬用粉ミルクです。食欲がないときの栄養補助として活用できます。
    飲みやすい味のため、食欲がないときや、偏食が激しいときに食べさせることがおすすめです。調乳して与える、フードをふやかす、フードにそのままかけるなど多用な使い方に対応できます。
    成犬に必要な栄養素をそろえ、栄養の補完と健康促進を目的に開発された、希少な成犬向け粉ミルクです。

    ミルク本舗オトナのヤギミルク|カロリーを控えめにしたいときに

    ミルク本舗オトナのヤギミルクは、カロリーを控えたい老犬や、病気のため体重管理が必要な犬のための商品です。シニア期を迎えてカロリーを控えながら、栄養補助としてミルクを与えたい場合に適しています。
    ヤギミルクの豊富な栄養分の中で脂肪分などを調節しており、乳製品アレルギーの対策として使われることがあります。
    50gサイズの他、大容量の1.2kgサイズも発売されており、使用頻度によって使い分けが可能です。

    カモスカミフェ|低脂肪なラクダのミルク

    カモスのカミフェは、ラクダのミルクを使用した低脂肪な犬用粉ミルクです。
    犬用ミルクでは、ヤギミルクが有名ですが、ラクダのミルクも低脂肪、低カロリーでありながらビタミン・ミネラル分が豊富です。
    また、ラクダのミルクには特有のナノ抗体という成分が含まれており、接種することで通常の抗体より細菌やウイルスへの抵抗力がつくと言われています。
    牛乳の3〜5倍のビタミンCを含むなど、栄養面で魅力的な犬用粉ミルクです。

    森潤サンワールドドッグシニアミルク|老犬の健康管理に 

    森潤サンワールドドッグシニアミルクは、老犬の健康管理を目的とした犬用粉ミルクです。犬にとって嗜好性の高い、乳製品や動物性脂肪などを使用し、抗酸化成分であるアスタキサンチン、ルチンやビタミンCなどが配合されています。
    老犬の健康維持をサポートしており、シニア期の初めから高齢期の老犬まで幅広く使用可能です。食欲が落ちてきた老犬の栄養補給の他に、ドライフードをふやかしたいときや、パウダーとしてそのままかけて使用する場合などに適しています。

    メインバーグゴートミルク|免疫力アップにも

    メインバーグゴートミルクは、乳糖成分が少ない、ヤギのミルクを使用した犬用粉ミルクです。牛乳より乳糖が少なく、犬のお腹にやさしい製品です。カルシウムの吸収を促進させるために、ビタミンD3が含まれています。
    犬はもちろん、猫にも与えられるため、多頭飼いや他のペットと一緒に与える用途にも向いています。
    成分がヤギミルクと葉酸、ビタミンD3のみとシンプルな構成で、添加物の心配がなく、要素が分かりやすいのも魅力です。

    まとめ

    犬用の粉ミルクについて解説しました。
    粉ミルクは子犬の授乳期のミルクとしてだけでなく、成犬や老犬の健康サポートにも使用できますし、そこに特化した商品も販売されています。
    犬は乳糖不耐性をもつ子もいるため、与える場合には下痢を誘発しないか必ず確認してください。
    主食だけでなく補助栄養食として、カルシウム不足やタンパク不足を補う手段としても、犬用粉ミルクを活用してみましょう。

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