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2024.06.08
【犬種辞典】ダルメシアン|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説
CONTENTS
おしゃれな水玉模様と垂れた耳が特徴で、陽気な性格と豊かな表情が可愛いダルメシアンは、世界中で愛されている人気の高い犬種です。
今回は、ダルメシアンの性格や飼い方のポイントなど、幅広くご紹介します。
ダルメシアンについて知りたい方や飼おうかお考えの方は、ぜひこの記事を参考に知識を深めましょう。
ダルメシアンの基本情報
ダルメシアンは世界的映画でも大ヒットし、誰もが一度は見たことのある有名な犬種です。
一方で、名前は知っていてもダルメシアンのルーツや性格までは分からない方も少なくありません。
そこではじめに、ダルメシアンの基本情報についてご紹介します。
ダルメシアンのルーツ・歴史
ダルメシアンははっきりとしたルーツが分かっていない犬種である一方、クロアチアにあるダルメシア地方から名付けられたと推測されています。
ダルメシアンは馬車の護衛役として世界中を旅していたといわれており、各国に記録が残っているため、誕生地がどこなのかがはっきりと分かっていないのです。
14世紀頃にダルメシアンらしき犬の記録が残されているものの、犬種は定かでありません。
18世紀にようやくダルメシアンと分かる記録が確認されるようになり、19世紀後半にイギリスで犬種標準が定められました。
ダルメシアンのサイズ・体重・寿命
ダルメシアンの平均的な体高は約54cm〜61cm、体重は約24kg〜32kgです。
筋肉質な身体と強靭な心肺機能で持久力が非常に高く、疲れ知らずの体力をもっています。
また、メスよりもオスの方がひとまわり大きいという特徴があります。
平均寿命は12歳〜14歳と平均的です。
日本では大型犬である一方、中型犬として分類する国もあります。
ダルメシアンの毛色
ダルメシアンといえば、水玉模様を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
白地に黒や茶色の斑点模様は別名「ダルメシアン柄」ともいわれ、世界中から親しまれています。
また、ダルメシアンは短毛で被毛がかたく、なめらかでつやのある光沢が魅力です。
生まれたばかりの子犬は真っ白である一方、2週間ほど経つと黒や茶色の斑点模様が徐々に現れます。
ダルメシアンの子犬値段相場
ダルメシアンの子犬値段相場は、およそ10万円〜30万円です。
オスよりもメスの方が高い値段になる傾向にあります。
また、血統・毛色・顔などで価格が変動し、斑点模様が全体的にきれいに入っている犬は値段が高くなる傾向にあります。
ダルメシアンの性格
ダルメシアンは非常にエネルギッシュで陽気な性格です。
犬のなかでも表情豊かな犬種で、嬉しいときにはまるで笑顔とも思える可愛い姿を見せてもらえるでしょう。
慣れた人にはフレンドリーである一方、家族以外の人には心を開きにくい傾向にあるため、初対面では飼い主が管理を徹底します。
また、楽しいことが大好きで忠実性に優れている一方、聡明な性格で押しつけられることが苦手です。
そのため、しつけをする際は遊びを取り入れ、犬が楽しみながら身につけられるよう工夫しましょう。
ダルメシアンの飼い方のポイント
ダルメシアンは、馬と同じ速さで長時間走れるほど体力と持久力に優れており、若い犬だと10km以上走れるといわれています。
そのため、毎日の運動は散歩のみならず、走ることも取り入れます。
1回1時間〜2時間程度の散歩を、朝と夜の1日2回行いましょう。
遊びながら運動ができるドッグスポーツもおすすめです。
また、ダルメシアンは短毛ではあるものの抜け毛が多いため、週に1回程度のブラッシングが大切です。
ダルメシアンを飼う際の注意点
ダルメシアンは、純血種のなかで最も先天的な聴覚障害が起きやすい犬種です。
とくに色素が薄く青い瞳をしている子は、聴覚障害の可能性が高いといわれています。
また、聴覚障害は両耳に出るときもあれば、片耳のみに出る場合もあります。
聴覚障害が原因で怒りっぽくなったり反応が薄くなったりすることもあるため、飼い主は生活環境やトレーニングに工夫を施しましょう。
また、ダルメシアンは非常に警戒心が強いため、他の犬や親しくない人に思わぬ怪我をさせてしまう可能性があります。
そのため、子犬の頃からしっかりと訓練し、適切なしつけが大切です。
まとめ
ダルメシアンを飼うときは飼い主との信頼関係を深く築き、しっかりとしつけることが大切です。
聡明で活発な犬種でありながらも、ときには甘えん坊な一面を見せます。
かかりやすい病気をきちんと理解し、素敵なダルメシアンライフを送りましょう。
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