2024.06.07

【猫辞典】サイベリアン|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【猫辞典】サイベリアン|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

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    サイベリアンは、アレルギーがでにくいという特徴があり、猫アレルギーのある人には飼いやすい猫種として注目されています。
    しかし、サイベリアンの性格や迎える際の注意点を知らない方も多いでしょう。
    今回の記事は、サイベリアンの特徴や性格などの基本情報、飼い方のポイントなどをご紹介します。

    サイベリアンの基本情報 

    サイベリアンは、シベリアの意味を持つロシア出身の猫です。
    猫アレルギーが出にくい猫として注目されています。
    しかし、サイベリアンのルーツや寿命について知らない方も少なくありません。
    最初に、サイベリアンの基本情報をご紹介します。

    サイベリアンのルーツ・歴史 

    サイベリアンは、ロシア原産の猫種で西暦1000年頃には存在していたとされています。サイベリアンが、初めてキャットショーに出展されたのは1871年でした。
    1901年代当初は、飼い猫として認識されておらず、ロシアではほとんど繁殖されていません。
    1980年代に入り、飼い猫として認識され1990年にアメリカにわたります。
    アメリカにわたり、10年以上たった2002年以降、世界中で人気の猫種になりました。

    サイベリアンのサイズ・体重・寿命 

    サイベリアンは、クールな顔立ちとしっかりした体格で、体重は平均4kg~9kgです。
    大きいサイズになると、約10kg程の体重のサイベリアンもいます。
    全身ふさふさの毛に覆われ、体高が70cmとしっかりとした体格も特徴の1つです。
    サイベリアンの平均寿命は、約10歳~15歳と長生きです。
    体調管理をしっかり行えば、平均寿命よりも長生きできます。

    サイベリアンの毛色 

    サイベリアンは、毛色のバリエーションが豊富な点も特徴です。
    例えば、クリーム・ブラック・ブラウン・レッド・ホワイトなどがあります。
    サイベリアンは単色の毛色だけでなく、しま模様・2色のバイカラー・3色のキャリコやラグドールのようなポイントカラーまでさまざまです。

    サイベリアンの子猫値段相場 

    サイベリアンの子猫の価格は、約20万円~約45万円ほどです。
    ブリーダーやペットショップ、毛色・模様・血統書などで価格が違います。
    例えば、人気の毛色であるブラウン系で、月齢が浅くキャットショーで成績の優秀な血筋が入った子は高額です。

    サイベリアンの性格  

    サイベリアンの性格は、温厚で家族への愛情が深く、甘えん坊な性格です。
    また犬のように、従順で賢い一面も見られます。
    大型猫種は、運動をしない猫種がほとんどです。
    しかし、サイベリアンは好奇心旺盛で運動好きのため身体能力が優れています。
    サイベリアンを迎える際は、キャットタワーをはじめとした頑丈なものを置く工夫が必要です。
    飼い主との接触を好むサイベリアンは、長時間自宅にいる人向きの猫種といえます。

    サイベリアンの飼い方のポイント 

    サイベリアンは、活発で遊ぶことが好きな猫種のため、1日に最低でも5~10分以上は遊んであげる時間を作りましょう。
    猫はもともと高いところを好むため、広く天井の高い空間で自由に遊べるようキャットタワーや高低差を利用した家具などを設置する点もポイントです。
    サイベリアンは、寒いロシア出身の猫のため、トリプルコートを持つ特徴があります。
    そのため、抜け毛が多く、抜け毛を飲み込み胃で毛玉ができます。
    胃で毛玉ができると毛玉症になりやすいため、毎日のブラッシングが欠かせません。

    サイベリアンを飼う際の注意点  

    サイベリアンは、温厚で飼い主に従順な性格の一方で、家族や仲間以外の人には懐かない一面があります。
    大型の猫種で、噛まれると大けがにつながる可能性があるため、注意が必要です。
    トラブルが起きないよう、子猫のときから噛み癖をつけないようしつけをしておきましょう。
    また寒い地域の猫種のため、暑さには弱い特性があります。
    とくに、夏のような気温が高い季節は室温を管理して熱中症にならないよう注意しましょう。

    まとめ

    サイベリアンは、アレルギーが出にくいという特徴がある人気の猫種です。
    温厚で賢く甘えん坊な姿は飼い主を癒してくれます。
    サイベリアンを飼う際は、前述のポイントや注意点を理解したうえで、家族として迎え入れましょう。

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