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2024.06.06
【犬種辞典】ジャーマンシェパード|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説
CONTENTS
ジャーマンシェパードは、高い知性を持ち警察犬としても活躍している犬種です。
正統派で世界からも広く愛されており、忠実性や賢明な性格は称賛を受けています。
今回は、ジャーマンシェパードの性格や飼い方のポイントなどをご紹介します。
ジャーマンシェパードの基本情報
ジャーマンシェパードは、優れた家庭犬とも言われています。しかし、映画やテレビドラマ、社会で活躍している姿を見たことがある一方で、どのような犬なのかが分からない方も少なくありません。
はじめに、ジャーマンシェパードの基本情報をご紹介します。
ジャーマンシェパードのルーツ・歴史
ジャーマンシェパードは、オールドジャーマンシェパードと呼ばれるドイツ原産の牧羊犬がルーツとされています。優秀で利口な軍用犬の誕生を目指し、19世紀末〜20世紀はじめ頃に、オールドジャーマンシェパードをベースに繁殖が繰り返されました。
その結果、現在のジャーマンシェパードが誕生したのです。
ジャーマンシェパードのサイズ・体重・寿命
ジャーマンシェパードの平均的な体高は55cm〜65cmで、体重は22kg〜40kgと、大型犬では比較的コンパクトな部類です。
ジャーマンシェパードは体長が体高よりもやや長く、腰の下がった体型が特徴です。
寿命は10年〜12年が一般的で、大型犬としては平均的であるといえます。
かかりやすい病気に気をつけ、適度な運動とケアをすることで、十分に長生きできるでしょう。
ジャーマンシェパードの毛色
ジャーマンシェパードの毛色で最も多いのは、ブラックをベースにブラウンやイエロー、明るいグレーが入っているものです。
他にもグレーやブラックの単色もあります。
毛色で印象が変わるため、お気に入りの毛色を見つけるとよいでしょう。
また、被毛はダブルコートで寒さに強く、オーバーコートは直毛で硬いことが特徴です。
抜け毛が多いことに加え、皮膚病予防のためにも週3回程度ブラッシングしましょう。
ジャーマンシェパードの子犬値段相場
ジャーマンシェパードをショップやブリーダーから購入する場合、子犬の値段相場はおよそ40万円〜です。
ほかにも、保護犬譲渡で迎え入れる方法もあります。
ジャーマンシェパードは、住んでいる自治体によって飼育遵守事項が定められています。
迎え入れる場合は事前に確認をしましょう。
ジャーマンシェパードの性格
ジャーマンシェパードは、飼い主に非常に忠実で賢く、言うことをよく聞く利口な犬種です。
攻撃性と落ち着きの両方を兼ね備えており、訓練次第でコントロールできるほか、知的で精神的能力が高いため、現在でも災害救助犬や盲導犬など幅広く活躍しています。
一見怖そうに思われがちな一方、信頼している飼い主や家族には豊かに感情表現します。
甘えん坊で愛情深い一面もあるため、その姿に癒される方も少なくありません。
たくさんコミュニケーションをとり、互いの信頼を深めましょう。
ジャーマンシェパードの飼い方のポイント
ジャーマンシェパードは、非常に運動能力が高く、体力と持久力がある犬種です。
ストレスをためないためにも1日2回それぞれ60分程度、しっかりと散歩しましょう。
ドッグランで走らせてあげることも有効です。
また、ジャーマンシェパードは頭を使う遊びが大好きです。
嗅覚を使った遊びや捜索遊びなど、頭と身体を同時に使う遊びを取り入れます。
成長して身体が大きくなると、例え成人男性であっても力による制御は困難です。
お座りや待てなどに加えて、飼い主の指示に従って歩く練習を子犬の頃からしっかりと教えましょう。
ジャーマンシェパードを飼う際の注意点
ジャーマンシェパードは、作業意欲が非常に高く、理解力に加え洞察力にも大変優れている犬種です。
飼い主に応えることに生きがいを感じるため、しつけや訓練で欲求を満たしてあげましょう。
ジャーマンシェパードは寒さに強く、暑さに弱い犬種です。
夏場の室内は犬が暑がらないよう、温度と湿度に配慮して、快適で過ごしやすい環境をつくりましょう。
抜け毛が多く、特に換毛期には大量に生え変わります。
そのため、ブラッシングや濡れたタオルで拭くなどの抜け毛対策が必須です。
まとめ
ジャーマンシェパードは、飼い主に従うことが大好きで甘えん坊な一面もあり、与えられた役割を最後までやり遂げる責任感のある犬種です。きちんとしつけて能力を発揮させる場をつくり、ジャーマンシェパードとの生活を存分に楽しみましょう。
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