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2024.06.06
【犬種辞典】パピヨン|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説
CONTENTS
長い毛に覆われており、大きな耳がバタフライのようなパピヨン。
その愛らしい見た目から日本でも人気が高く、ペットとして愛されています。
パピヨンをこれから迎え入れたいとお考えの方向けに、パピヨンの特徴や性格、飼い方のポイント、注意点をご紹介します。
パピヨンの基本情報
小柄なイメージのパピヨン。
成犬になるとどの程度の大きさになるか気になる方も多いでしょう。
そこで最初に、パピヨンの一般的なサイズや体重、平均寿命や毛色などの基本情報について、ルーツと共にご紹介します。
パピヨンのルーツ・歴史
パピヨンの祖先は、スペイン原産のトイ・スパニエルとされています。
イタリアのボローニャ地方で繁殖されていましたが、16世紀になるとフランス国内に持ち込まれ、王侯貴族たちの寵愛を受けました。
フランスのルイ16世の王妃である、マリー・アントワネットに寵愛された犬としても有名です。
日本に持ち込まれるとその見た目が人気を集め、現在では多くの人がパピヨンとの暮らしを楽しんでいます。
パピヨンのサイズ・体重・寿命
パピヨンは小柄な体型も特徴です。
成犬のパピヨンの体高は28cm以下、体重は2~4kgほどです。
サイズは小型犬に分類され、小型犬でも比較的小柄といえます。
平均寿命は13~15歳で、他の小型犬と比較しても平均的といえます。
パピヨンの毛色
毛色は、
・白地に「レッド」「ブラック」「ブラウン」「セーブル」などいずれかが入る2色のパーティカラー
・白地にブラックとセーブルの3色が入ったトライカラー
が認められています。
どの毛色も共通して、白地がベースです。
豊富な毛色パターンもパピヨンの魅力の一つです。
被毛は、艶があって絹のようなオーバーコートで、少しウェーブがかかっています。
パピヨンの子犬値段相場
ペットショップやブリーダーにもごとに差はありますが、子犬の平均価格は約24万円です。
小型犬では平均的な価格です。
なお、血統書の有無や性別に応じても価格が変わります。
例えば、オスよりメスの方が価格設定は高い傾向にあります。
パピヨンの性格
パピヨンは明るくて活発な性格です。
遊ぶことが大好きで、おもちゃで一緒に遊んであげるととても喜びます。
また、とても賢く、好奇心旺盛な一面もあります。
しつけやトレーニングがしやすく、しっかりと信頼関係を築くとすぐに教えたことを覚えるでしょう。
このような性格から、パピヨンは初めて犬を飼う人でも飼いやすい犬種とされています。
パピヨンの飼い方のポイント
小さな体ではありますが、日々適切な運動量が求められます。
パピヨンの場合は、1回30分程度の散歩を1日2回行い、運動不足を防ぎましょう。
運動不足は筋力の低下だけではなく、ストレスにもつながります。
ストレスは体の不調を起こすため、運動をして外の空気や匂いに触れて発散させましょう。
また、パピヨンの毛は抜け毛が少なく、もつれにくい毛質です。
そのため、ブラッシングは週2~3回ペースで行いましょう。
パピヨンを飼う際の注意点
賢く甘えん坊な性格が故に周囲の状況に敏感に反応しすぎてしまい、神経質になることがあります。
あまり神経質になると、小さなことがストレスになりかねないため、子犬期に周囲の環境やものに慣れさせることが大切です。
さまざまな場所に行って、社会性を身につけましょう。
また、滑りやすいフローリングの床を日常的に走り回っていると、関節に大きな負担がかかります。
関節への負担は、骨折や膝蓋骨脱臼などの骨・関節トラブルを発症するリスクが高まります。
生活スペースは滑りにくい床材を選んだり、カーペットやマットを敷いたりして、関節への負担を軽減しましょう。
まとめ
大きな耳が特徴で、上品な見た目のパピヨン。
王侯貴族たちに愛されていたパピヨンは、現代でも世界的に高い人気を誇り、日本でも人気の犬種です。
パピヨンの性格や飼う際のポイントを把握した上で、パピヨンとの生活を始めてみてはいかがでしょうか。
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