2024.06.06

【犬種辞典】ラブラドールレトリーバー|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

【犬種辞典】ラブラドールレトリーバー|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説

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    盲導犬や警察犬としても活躍し、「ラブ」の愛称でも親しまれているラブラドールレトリーバー。
    賢く落ち着きがあり、初めて犬を飼う人でも飼いやすい犬種といわれています。
    今回は、ラブラドールレトリーバーをこれから飼いたいとお考えの方向けに、ラブラドールレトリーバーの特徴や性格、飼い方のポイントや注意点をご紹介します。

    ラブラドールレトリーバーの基本情報 

    ラブラドールレトリーバーはどのように生まれ、どのような歴史を辿ってきたのでしょうか。
    最初に、ラブラドールレトリーバーのルーツについて、平均サイズや寿命、毛色などの基本情報とともにご紹介します。

    ラブラドールレトリーバーのルーツ・歴史 

    ラブラドールレトリーバーの歴史は古く、16世紀頃にカナダのニューファンドランド島にいた入植者が連れていた「セント・ジョンズレトリバー」が祖先とされています。
    セント・ジョンズレトリバーが1820年頃にイギリスに持ち込まれると、繁殖と選択交配が進められ、19世紀の末頃には現在のラブラドールレトリーバーに近い形となりました。
    やがて日本にも持ち込まれ、現在ではペットとしてだけではなく、警察犬や盲導犬としても活躍しています。

    ラブラドールレトリーバーのサイズ・体重・寿命 

    ラブラドールレトリーバーは大きな体型も特徴の一つです。
    一般的な体高はオスが57.2~62.2cm、メスが54.6~59.7cmです。
    体重はオスが29.5~36.3kg、メスが24.9~31.8kgであり、大型犬に分類されます。
    平均寿命は12.7歳と、大型犬としては平均的です。

    ラブラドールレトリーバーの毛色 

    イエローのイメージが強いラブラドールレトリーバーの毛色は、イエロー以外にも、ブラックとチョコレートの3種類が認められています。
    ブラックは「黒ラブ」、チョコレートは「チョコラブ」と呼ばれることもあります。
    被毛はダブルコートの短毛で、触ると意外と硬くザラつきが感じられるでしょう。

    ラブラドールレトリーバーの子犬値段相場 

    ペットショップで購入する場合は30万円前後が相場です。
    店舗やブリーダーごとに価格設定は変わりますが、30万円前後で購入できることが多いでしょう。
    また、毛色や血統書の有無、性別でも販売価格が変わります。
    例えば、オスよりメスの方が高い傾向にあります。

    ラブラドールレトリーバーの性格 

    従順な性格で、学習能力も高い犬種です。
    その学習能力の高さは、他の犬種と比べても秀でており、その特徴から盲導犬や警察犬としても活躍しています。
    しつけやトレーニングもしやすく、飼い主の指示を比較的早く覚えます。
    また、他の犬や動物に対してもフレンドリーです。
    とはいえ、体が大きいためしっかりとトレーニングやしつけをして、飼い主がコントロールできる状態にしましょう。

    ラブラドールレトリーバーの飼い方のポイント 

    体力があって活動的であることから、毎日朝晩1時間ずつの散歩が必要です。
    散歩をしなかったり時間が足りなかったりすると、運動不足でストレスが溜まります。
    ラブラドールレトリーバーを迎え入れたいとお考えの場合は、日々の散歩時間を確保できるか考慮が大切です。
    また、知的好奇心が盛んなため、頭を使う遊びやトレーニングを心がけましょう。

    ラブラドールレトリーバーを飼う際の注意点  

    ラブラドールレトリーバーを飼う場合、無駄吠えや甘噛みなどの行動は子犬の頃からしつけることが重要です。
    また、食欲が旺盛で体質的に太りやすい点にも注意が必要です。
    食事は適切な量を与え、食べ過ぎには注意しましょう。

    まとめ

    穏やかな性格で、他の人や犬・動物にもフレンドリーに接するラブラドールレトリーバー。
    賢く従順で学習能力が高いとはいえ、飼い主がしつけやトレーニングをしっかり行う必要があります。
    ラブラドールレトリーバーの特徴や性格を把握して、家族として迎え入れるか検討しましょう。

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