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2024.06.06
【犬種辞典】柴犬|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説
CONTENTS
日本国内では多くの犬種が飼われており、中でも日本で古くから飼われてきた犬が柴犬です。
柴犬は日本人なら誰でも知っていますが、実際に飼うとなると覚えておきたい注意点があります。
そこで今回は、柴犬の特徴や性格、飼い方のポイントなどをご紹介します。
柴犬の基本情報
古くから日本で飼われてきた柴犬。
今では日本のみならず世界的に知られる人気の犬種となりましたが、過去に絶滅の危機に瀕したことがあることをご存じでしょうか。
意外と知らない柴犬のルーツを、平均サイズ・寿命・毛色などの基本情報と共にご紹介します。
柴犬のルーツ・歴史
柴犬の歴史は長く、古くから日本の山岳地帯で小動物や鳥の猟犬として活躍していました。
しかし、1868年頃から欧米の猟犬が輸入されて交雑が進んだことをきっかけに、純粋な柴犬の数が激減し、絶滅の危機を迎えたのです。
そこで1928年頃から柴犬を保護する活動が始まりました。
1936年に日本の天然記念物に指定されると、徐々に人気が高まり、頭数は回復しました。
そして今では、世界中で柴犬が飼われています。
柴犬のサイズ・体重・寿命
柴犬の平均的な体高はオスが38~41cm、メスが35~38cmです。
体重はオスが8~10kg、メスが7~8kgであり、日本犬では唯一小型犬として分類されます。
小さいながらにずっしりとしたバランスの取れた体格が柴犬の特徴の一つです。
平均寿命は14.7歳で小型犬としては平均的です。
柴犬の毛色
柴犬の被毛の色は「赤」「黒褐色」「胡麻」「黒胡麻」「赤胡麻」が認められています。
胡麻とは差し毛のことであり、ベースの色に差し毛が加わった被毛の色のことを指します。
被毛の質は硬く、直毛の上毛とやわらかい下毛のダブルコートです。
ダブルコートであるため、特に換毛期は抜け毛が多く、しっかりとブラッシングをする必要があります。
柴犬の子犬値段相場
柴犬の子犬の値段は、平均20万~30万円程度です。
小型犬としては平均的です。
血統書の有無や被毛の色、性別などの要素で価格は変わります。
例えば、人気の毛色は価格が高くなりやすく、オスよりメスの方が価格は高い傾向にあります。
柴犬の性格
飼い主に対しては忠実で、賢くて我慢強い性格です。
しっかりと主従関係を築くことで、しつけやトレーニングも比較的容易です。
自立心が強く、飼い主とも適度な距離感を保つ一面もあります。
一方で、警戒心が強いため飼い主以外の人からは距離を置く傾向もあります。
子犬の頃からさまざまな場所に行って多くの人と触れることで、社会性を身につけましょう。
柴犬の飼い方のポイント
柴犬は体力があり運動を好む犬種のため、毎日の散歩が欠かせません。
1日2回、各30分以上は散歩をして運動不足にならないようにしましょう。
また、短毛ではありますがダブルコートで抜け毛が多く、換毛期になると抜け毛の量が増えるため、毎日のブラッシングが重要です。
毎日丁寧にブラッシングをして、抜け毛を取り除いたり毛玉やほつれを防いだりしましょう。
柴犬を飼う際の注意点
飼い主に対しては深い愛情を示しますが、警戒心が強く、他者から距離を置く傾向があります。
そのため、子犬の頃からさまざまなものに慣れさせて社会化を促しましょう。
また、ほかの犬種に比べ認知症になりやすい傾向があります。
生活に刺激を取り入れ、脳を活性化させる工夫が大切です。
知育玩具を使って遊ぶと、楽しく脳を活性化できるためおすすめです。
まとめ
日本人なら誰でも知っていて、世界的に見ても人気の柴犬。
凛々しい表情と小型犬でありながらがっしりとした体型が特徴的です。
しつけやトレーニングもしやすく、初心者でも飼いやすい犬種といえます。
柴犬の性格や特徴を把握した上で、柴犬との生活を検討しましょう。
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