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2024.06.06
【犬種辞典】ボルゾイ|特徴・性格・飼い方のポイント・注意点を解説
CONTENTS
優雅な見た目のボルゾイは、海外ではその姿とは裏腹に、狩猟犬として活躍しています。
今回は、ボルゾイについてサイズや平均寿命、性格、飼い方のポイントなどをご紹介します。
これからボルゾイを迎え入れたい方、ボルゾイに興味がある方はぜひ参考にしてください。
ボルゾイの基本情報
長い足と優雅な見た目が特徴のボルゾイ。
ボルゾイはどのように生まれ、どのような歴史を辿ってきたかご存じない方も多いでしょう。
そこで最初に、ボルゾイのルーツ・歴史について基本情報とともにご紹介します。
ボルゾイのルーツ・歴史
ロシアの貴族階級の人々に何百年もの長い間愛されたロシアン・ウルフハウンドが、ボルゾイのルーツとされています。
15世紀頃にロシア貴族の間で狼狩りが流行すると、ロシアンシープドッグなどと交配して現在のような大型犬になりました。
ボルゾイと呼ばれる犬種となった現在でも、ロシアの貴族階級に愛されていたロシアン・ウルフハウンドの優雅な見た目は受け継がれています。
ボルゾイのサイズ・体重・寿命
長い足と大きな体が特徴のボルゾイは、一般的な体高がオス75~85cm、メス68~78cmです。
成犬になると体重はオスが34~47kg、メスが25~40kgほどになり、大型犬に分類されます。
平均寿命は7~13年ほどで若干短命です。
ボルゾイの毛色
ボルゾイは毛色が豊富であり、毛色に応じて雰囲気が大きく変わることも特徴です。
現在認められている毛色は、「ホワイト・ブラックの単色」「レモン・レッド・シルバー・ゴールド・セーブルとホワイトの組み合わせ」「ブラックとホワイトの入るトライカラー」などがあります。
また、長毛のダブルコートで被毛は柔らかい手触りです。
毛が長くダブルコートであることから抜け毛が多く、もつれやすいため日々のブラッシングは欠かせません。
ボルゾイの子犬値段相場
ボルゾイの子犬の価格は20~30万円ほどで、他の犬種と同程度です。
ペットショップやブリーダーごとに違いはありますが、犬全体でみても平均的な価格です。
価格が変わる要素としては、性別や血統書の有無、毛色などが挙げられます。
例えば、オスよりメスの方が価格は高い傾向にあります。
ボルゾイの性格
とても落ち着いた性格で、無駄吠えをすることもなく従順です。
そのため、大型犬や犬を飼うことが初めての方でも比較的飼いやすい犬種です。
一方で、狩猟犬として活躍していた名残から獲物を見つけると追いかけてしまうことがあります。
猫や小型犬を含め、小さな動物と一緒に飼う際には注意が必要です。
万が一のトラブルを避けるためにも、小さな動物がすでに自宅にいる場合はボルゾイの飼育は避けた方がよいでしょう。
もし一緒に飼う場合は、別の部屋で過ごすなどの工夫をします。
ボルゾイの飼い方のポイント
ボルゾイは運動量の必要な大型犬です。
毎日1~2時間以上の散歩が必要であり、運動不足になるとストレスで体調を崩してしまうこともあります。
毎日欠かさず散歩に行き、運動不足解消やストレス発散をさせてあげましょう。
1回で1〜2時間の散歩が厳しい場合は、2回以上に分けると飼い主の負担も軽減できます。
また、神経質な傾向にありプライドも高いため、褒めてしつけることが効果的です。
従順な性格であるため、主従関係をしっかりと教えて褒めながらしつけをしましょう。
ボルゾイを飼う際の注意点
窓の外の気配や物音に敏感です。
外を気にしてなかなか寝られなかったり、リラックスできなかったりする事態を防ぐためにも、なるべく影響のない場所にハウスを設置しましょう。
また、家族に対して愛情を持ち、子どもに対しても穏やかに接する一方で、遊び好きな面がエスカレートしないように注意が必要です。
しっかりとしつけをし、主従関係を築いて飼い主がコントロールできる状態にしましょう。
まとめ
長い足と優雅な見た目が特徴的なボルゾイ。
穏やかで従順な性格であるため、大型犬ではありますが初めて犬を飼う方でも比較的飼いやすい犬種です。
個体差はあるものの、ボルゾイの基本的な性格や特徴を理解した上で、ボルゾイとの生活を楽しみましょう。
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